COLUMNコラム

採用動画って必要?注目の理由と作成のポイントについて

公開日: 2021年6月23日    

採用動画は、応募者が企業の雰囲気や社風、ビジョンを把握するのに有効なツールです。さらに採用動画の効果はそれだけに留まらず、適切な流れで作成することでさまざまなメリットを得ることができます。今回は採用動画で得られる効果や作成のポイントなどについて解説します。

採用動画が注目される理由

就活生は自分にマッチする企業と出会うためにさまざまな手段を用いており、その中でもポピュラーなのが採用動画の視聴だといえます。具体的にはインターネットで求人情報を収集し、気になる企業の採用動画を閲覧する流れですが、就活生は企業の採用動画から何を得ているのでしょうか。

株式会社ディスコキャリタスリサーチの「キャリタス就活2020学生モニター調査」では、就活生が企業研究で知りたい内容の1位が「実際の仕事内容」、2位が「社風」という結果となっています。
仕事内容や社風は言葉では表現しづらく、就活生にすべてを伝えることは難しいといえます。とはいえどちらも企業に就業してもらううえで重要なポイントであり、ミスマッチが生じたままでは就業者のストレスにもなりかねません。そのため、可能な限り事前に仕事内容や社風などを伝えておくことが重要です。
採用動画を活用し、映像・文字・音を用いて情報を伝えることで実際に就業するイメージをもってもらいやすくなるでしょう。このように採用動画は就活生の大きな判断材料となりえるため、多くの企業が採用動画の作成に力を入れています。

採用動画の効果

前述の通り、採用動画では就活生にわかりやすく企業の理念や仕事風景などを伝えることができます。そのため「実際に働いてみたらイメージと違っていた」というミスマッチや、それによる離職を未然に防ぐのに効果的だといえます。加えて若年層に響く採用動画はSNSやインターネット掲示板などでも拡散されやすく、認知度向上による企業のブランディングにも役立ちます。

採用動画のメリット

ノンバーバルコミュニケーションができる

動画ではノンバーバルコミュニケーション(言葉に依存しない、非言語コミュニケーション)をおこなうことができ、感覚的かつ多角的な表現で情報を伝えることができます。
もちろん自社の沿革や採用条件、待遇などの情報のみであれば文章で伝えることもできます。しかし会社の雰囲気や実際に働いている人の表情、感情などのすべてを文章だけで伝えるのは困難でしょう。加えて企業のビジョンや社風は、新入社員にとっては文章だけではイメージしにくいものです。
たとえば「社会にやさしい会社を目指しています」と一文のみでは、他社との違いを感じ取ることは難しいでしょう。採用動画を活用すれば、実際に社員が「社会にどうやさしいのか」について話す様子や表情などを伝えることができます。イメージ図やアニメーションなどを利用して具体的な数値を示すことも可能です。

会社のブランドイメージ向上

動画は豊富な情報をわかりやすく伝えられるだけでなく、自社のブランディングにも効果的であるとされています。
企業が伝えたいメッセージを文章ではなく動画にして伝えることで、就活生の記憶にも残りやすくなり結果的に知名度やブランドイメージの向上が期待できます。
動画の中では、実際に働いている人の顔や社内の雰囲気を飾らずにそのまま伝えることで良い印象を与えられるでしょう。そのほかにもBGMや背景などを工夫したり、物語性のある動画に仕上げたりすることも有効とされています。

SNSにて拡散できる可能性がある

企業の採用動画がSNSで拡散されることは珍しくありません。とくに映像や音楽が美しく芸術作品のような採用動画はクオリティの高さが話題になりやすいといえます。
ほかにもアニメ調や、面白くて笑える突き抜けた採用動画なども就活生の目にとまりやすいでしょう。拡散されれば採用希望者の増加が期待できるうえに、就活生に限らず多くの人の目にとまりやすくなることで企業の認知拡大にも繋がってきます。

採用動画作成時の注意点4選!

採用動画を作成するにあたり、注意すべきポイントが4つあります。ここでは、それぞれ詳しくご紹介します。

目的を明確にする

まずは、目的を明確にすることが大切です。目的によってどのような動画を作成するかが異なるため、最初に決めておかなければ動画の方向性にブレが生じてしまう恐れがあります。目的を明確にすることで、強調するメインメッセージや適切なBGM、ストーリーも見えてきます。
採用動画作成の目的は「応募者を増やしたい」だけでなく「採用動画によってミスマッチを防ぎたい」「競合他社との差別化をはかりたい」「自社の魅力を伝えたい」など企業によってさまざまでしょう。
それぞれの目的を明確にするだけでなく、目指す成果を達成するにはどのような点を意識するべきかも同時に考えるのがおすすめです。

再生時間は短めを意識する

採用動画を作成する時には、短めにすることを意識することが大切です。あまり長すぎると動画の途中で飽きられてしまい、最後まで視聴されない可能性があります。
そのためなるべく短い時間で伝えたい内容をおさめる必要がありますが、詰め込みすぎると伝えたい内容がぼやけてしまうので注意しましょう。簡潔なまとめかたやアイデアが思い浮かばないという場合は、動画作成のプロに相談するのもひとつの方法です。

人材像を明確にする

「どのような人材に入社してほしいのか」を明確にすることも大切です。
仮に若い新入社員を採用したいのであれば、若い層が好むような動画作成が必要になります。たとえば明るいイメージが伝わるBGMを使用したり、他企業の採用動画には無いような斬新な演出をしたりするなどです。
経験のある中途採用を求める場合、スキルを活かせるような仕事環境やサポートが整っている点をアピールすると良いでしょう。
このように求める人材のペルソナを具体的に想定し、動画作成者同士で共有しましょう。自社と同じタイプのペルソナで作成された他社の採用動画を参考にしてみるのもおすすめです。

課題別に動画を作成する

採用動画は1本に絞る必要はなく、時間や予算が許すのであれば課題ごとに採用動画を作成することをおすすめします。入社後の「ミスマッチが多い」という課題があれば、インタビュー動画で実際に働いている人の感想など生の声を伝える方法があります。
「自社の魅力が広まらない」という課題があれば、企業ならではのイベントや社風など、ありのままの姿を伝えるのがおすすめです。文章では伝えられない魅力を伝えられるかもしれません。
そのほかに「応募者が少ない」という課題を抱えている場合には、認知を拡大させる動画作成に努めるだけでなく、動画を掲載する媒体やPRについても考えると良いでしょう。

採用動画も企画が大事

動画において「企画」はとても重要な工程です。もちろん採用動画も例外ではありません。採用動画作成に悩んでいるのであれば、動画作成のプロへの相談も検討してみましょう。

動画、映像作成に特化したサービスを提供するGA

ゼネラルアサヒには、動画作成の事例が豊富にあります。大手企業のPR動画も手がけており、エモーショナルで応募者の心を掴むものやシンプルで必要な情報をわかりやすく伝えるものなど、希望に沿った幅広い企画を提案できます。
それだけでなく、ライブや映画でも使用する大型クレーンやドローンなど、様々な機材を使用することでインパクトのある動画が作成可能です。グループ企業を含め全国に8つのスタジオを完備し、各種専門技術を持ったスタッフが撮影を全面バックアップします。競合他社に差をつけられる、レベルの高い動画作成を希望される方はお気軽にご相談ください。

企業文化を汲み取った採用動画作成がGAの強み

ゼネラルアサヒは、採用動画を作成する企業の文化を大切にしています。企業が大切に培ってきた部分に心を寄せつつ応募者の感情をイメージし、企業の魅力を余すことなく伝える内容を提案します。
また、動画の企画や撮影だけでなく、コンバーション達成のためのマーケティングについてもバックアップいたします。せっかく作成した動画がターゲットに届かないのでは意味がないため、「動画を作って満足」になってしまうことに課題を感じている方はぜひご検討ください。

まとめ

採用動画は企業のブランディングや入社後に発覚するミスマッチの防止、認知拡大や応募増加など、さまざまな効果をもたらします。作成は簡単ではありませんが、良い採用動画はこれらの効果をより強く実感させてくれるでしょう。採用動画の作成を自社で行うのが難しい場合は、お気軽にご相談ください。優れた採用動画で企業を潤し、自社の求める人材を獲得しましょう。

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